呪術廻戦58話のネタバレを掲載。58話では、特級呪霊の追い詰められた虎杖が、五条との稽古を思い出し領域展開を発動させていく。そして、圧倒的格上である特級呪霊を祓うことに成功する！？呪術廻戦58話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
呪術廻戦58話のネタバレ
死ぬときは、独りだよ
恵は「気配が大きすぎるモノ、息を潜めているモノ、既に呪霊に取り込まれているモノ」「これは共振だ」「取り込まれた呪霊の中で力を押さえていた宿儺の指が、6月の虎杖の受肉をキッカケに呪力を解放したんだ」「見てくれは同じだが、恐らく少年院の奴より数段・・・強い」と考えていた。
特級呪霊の攻撃を躱し、恵も鵺を出して対抗する。
すぐ目の前まで呪霊に距離を詰められた瞬間、恵は五条との稽古を思い出していた。
五条が「はーい、また僕の勝ちー」「珍しいよね、恵が僕に稽古頼むなんて、悠仁に追い越されて焦った？」と言うと、恵は「まぁ、背に腹は代えられませんから」と答える。五条が「そんなに嫌？」「恵はさぁ、実力も潜在能力も悠仁と遜色ないと思ってんだよね」「後は君の意識の問題だと思うよ」「恵、本気の出し方知らないでしょ」と言うと、恵は「は？俺が本気でやってないって言うんですか」とキレると、五条は「やってないんじゃなくてできてないんだよ」「例えばさぁ、この前の野球、なんで送りバントしたの」「自分がアウトになっても野薔薇の塁を進めたかった？それはご立派」「でも、悠仁や僕なら常にホームランを狙う」「バントが悪いって言ってるんじゃないよ、野球は団体競技、それぞれに役割があるからね」「でも、呪術師はあくまで個人競技」と説明していく。恵が「他の術師との連携は大事でしょ」と返すと、五条は「まぁね、でも周りに味方が何人いようと、死ぬときは独りだよ」「君は自他を過小評価した材料でしか組み立てができない」「少し先の強くなった自分を想像できない」「君の奥の手のせいかな、最悪自分が死ねば全て解決できると思ってる」「それじゃ、僕どころか七海にもなれないよ」「『死んで勝つ』と『死んでも勝つ』は全然違うよ、恵」「本気でやれ、もっと欲張れ」と伝えていた。
「嵌合暗翳庭」
呪霊の攻撃を受けた恵は「何秒気を失ってた？」「玉犬は破壊・・・いや術式が解けたか」「ここまでだな」と考え、「布瑠部・・・」と詠唱すると、呪霊は恵を懸念して距離を取る。
しかし、恵は「やめだ」と詠唱をやめる。
恵は「影の奥行きを全て吐き出す」「具体的なアウトラインは後回し、呪力を練った側から押し出していけ」「やってやるよ」と領域展開「嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）」を発動していく。
領域内で、呪霊の足元にカエルの式神がまとわりついていた。
その隙に、恵は呪霊の顔面に蹴りを入れる。
恵は「もっと自由に！広げろ！術式の解釈を！」と影の分身体で呪霊の攻撃を防ぎ、鵺の式神を飛ばして攻撃していく。
呪霊は呪力を解放して恵の領域を押し返していく。
満足げの呪霊の背後から、恵の玉犬が呪霊の身体を貫いていた。
