出会って5秒でバトル

【出会って5秒でバトル】60話のネタバレ|大神と黒岩の悲惨すぎる過去が明らかに

出会って5秒でバトル60話のネタバレを掲載。60話では、大神と黒岩の過去が明かされていく。大神の過去を聞いたユーリは、ボロボロになりながらも大神に向かっていく。出会って5秒でバトル60話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

出会って5秒でバトル60話のネタバレ

「みんなの王国」

りんごに敗北した桃子は薄れゆく意識の中で「あなたにとってはここは地獄かしら?」「だけど、地獄から来た人間もいる」「私やあの子達みたいに・・・」とかつて務めていた孤児院での出来事を思い出す。

施設にいた大神が「お前いつも何読んでんだ?」と黒岩に声をかけ、黒岩が「ふーん・・・昔親が買ってくれたのか」「面白いのか」と黒岩が読んでいる本を見て聞くと、黒岩は「仲間はずれの蟻が他の虫と新しい巣を作る話」「本の中だけのおとぎ話だよ」と答えた。

「本当にそう思っていた」「自分達には本の中の虫ほどの自由も権利もないとそこでは教えられていた」と当時を振り返った。

ある日施設の園長の元にスポンサーらしき男が訪れ、園長が「世の中の社会的な問題や矛盾を最も現しているのが子供達です」「両親の虐待や放置・・・見放されてしまった子供がここにも大勢います」と話すと、スポンサーの男は「私が個人的にこういった施設を支援している理由もまさに園長の言う通りだからですよ」と同調し、園長は「子供達はみな、我々の指導とケアで自分達の価値を見直してますよ」「彼ら全員が私や職員・・・そして議員の宝物ですね」と伝えていった。

が、実情は「なんだぁ、その拭き方は!もっと丁寧にやらんか!!」「親にも見捨てられたお前らは、ワシがいなければ野垂れ死ぬしかないんだぞ!」「いつものように上を脱いでそこへ並べい!!」と園長が生徒を虐待していた。

園長が生徒たちを上裸で並ばせると「どいつもこいつもなぜ顔を伏せる?」「やましい事がある証拠じゃないのか」「全員に仕置きが必要か?」と言うと、大神の目つきに気づき「またお前か・・・」「なんだその目はーーー!」「人以下のくせに恩人のワシを睨み上げおって!」「お前らも感謝を忘れるとこうなると肝に銘じろ!!」「わかったな!!」と竹刀で殴りまくっていた。

熊切は「大神のこの変貌・・・!!」「霧崎は・・・!?」と吹き飛ばされた霧崎を見るとまだ微かに反応があり、「やはり・・・!瞬間霧崎は後ろに飛んでかわしていた」「なんとか即死は免れたか・・・!!」「だが・・・!!」と考えていた。

大神はこれまでとは比較にならないスピードとパワーでユーリに襲いかかる。

熊切は「なんだ大神のこの動きは!」「さっきまでとはまるで違・・・」と無敵能力を発動して大神の猛攻を凌ぐが、「こ・・・これでは反撃も回避もできん・・・!!」「このままでは・・・2秒過ぎ・・・」と無敵が解除され、「ここへ来る前に確かめた・・・」「この能力、2秒間は「無敵」だが連続して使用する事はできない」「若干のクールタイムが必要・・・」と吹き飛ばされてしまった。

大神が「いいぜ・・・期待通りだ」「さっきの手応えからして左腕は壊した・・・が」「それでもよく立った」「初めて「こうなった」のは10か11か・・・とにかくガキの頃だ」と左腕が破壊されたユーリに昔の話をしていく。





偶然じゃない

かつて施設にいた頃、校長が「モタモタするな、グズめ!」「なんだこれは?「みんなの王国」?」「その歳でまだこんな本を読んどるのか、バカが」「いいか、動物や虫でも親は子を守る」「だがお前らは?」「ワシのお陰で生きられている」「虫や動物以下って事だろう」と黒岩の持っていた絵本をビリビリに引き裂いてしまった。

それを見た大神がかつて黒岩と「だけど・・・この本みたいに作れたらいいよな」「読んでるとそんな気になる」「俺とお前で家やここみたく殴られないとこで」「王国を?いいな、それ」「俺達の王国、俺達の居場所・・・」と語り合った日を思い出していた。

校長が「何を勝手に動いとるかあ!!」「ワシの言う事を聞け!!」「お前らは大いにワシに借りがあるんだ!!」「それを返さずしてお前らは人じゃない!!」「ここ以外に行く場所も帰る場所もないんだ!!」と暴力を振るいまくると、大神の中で何かが弾け飛び灰皿を手に取り校長を何度も殴りつけた。

大神が「施設の児童が園長を撲殺」「事件は大いに世間の注目を浴び、そのまま施設ぐるみの虐待が発覚」「急速に何もかもが変わっていった」「だが、すでにもう変わる事のできないものがある」「あの日以来、自分の中の時間は止まった」「肉体的な苦痛を受け続けるとその頃の傷、痛み、感情が鮮明に蘇る」「脳は痛みを感じると他の痛みや間隔を遮断するらしいが、「こうなる」と他は何も感じなくなる・・・」「だからなんでもできる、本能的にかかるセーブがかからず超人的な力を発揮する事も」「アイツの言った通りだ・・・俺は人間じゃないのかもな」「もしかしてこれが俺の本来の姿?」「それともこれは奴らに作られたものなのか?」と振り返ると、ユーリは「「俺はなんなんだ?」」「さっき・・・そう言ったよな」「あんたの・・・その体中に浮かんだ傷跡を見て、二人の・・・女の子を思い出した」と話していく。大神が「そのガキも・・・俺みたいになると思うか?」と涙を流しながら尋ねると、ユーリは「絶対なってほしくない」「けど・・・わからない」「でも・・・いくらそう扱わない奴がいたって、あの子もあんたも人間だろっ・・・!!」「だから止められる」「ここであたしが止めてやるッ・・・!!」と血がにじむ腕を押さえながら言い放つ。

天翔優利は昔から「偶然」という言葉が大嫌いだった。ユーリは「無理心中されここで来た時・・・またいつもの不運だと思った」と振り返る。

かつて幼い頃のユーリは泣いている母に「ママ・・・泣かないで」「ママにはあたしがいるから」と心配して声をかけると、母は「そうね、ユーリ・・・」「あんたが・・・あんたみたいなのが・・・あの男との間に偶然できちゃったせいで・・・私の人生メチャクチャだわ・・・!!」と言われたことを思い出した。

ユーリは大神に「偶然じゃない・・・!あたしが生まれここに来たのは・・・!」「だから・・・もう終わらせてやる」と言い放ち、「そして帰るよ、りりあ」「あんたを守るために」「きっとそうする事であたし自身の事も・・・」と大神に拳をぶつけていく。

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