出会って5秒でバトル

【出会って5秒でバトル】120話のネタバレ|少年Xと万年青が兄弟と明らかに

出会って5秒でバトル120話のネタバレを掲載。120話では、少年Xと万年青が兄弟であることが明かされる。そして、ついに香椎鈴が国会議事堂内に侵入していった。出会って5秒でバトル120話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

出会って5秒でバトル120話のネタバレ

この世界に本当に価値のあるものなんてない

集まり始めたクラウドファンディングの金額を見てXが「面白いね、キミ・・・」「他の連中にはかなりの金額の寄付がされてる」「おそらく子供を解放したい両親からね・・・」「でも、キミにはそれがない・・・キミだって親は金持ちのはずだろ?」「なぜなんだ?」「なぜキミの両親は一縷の望みに賭けて大金を捨てないんだろう」「値段をつけられないくらい価値のあるものなら・・・誰もが金なんて捨てて助けようとするはずだ」と告げ、生前のことを思い出していた。

かつて車を運転する万年青の助手席でXは骨壷を持って座っていた。

二人の両親の葬式にて、参列者は「本当に惜しい人を亡くして・・・」「子供に手がかからなくなったからと求めに応じて活動を再開した矢先の事らしい」「若い頃も夫婦で世界中を周り医療活動してらしたとか・・・」「でも、まさかこんな事になるなんて・・・」「人のために働く事が生きがいみたいな二人だったからね」「二人も養子を引き取って育てて・・・」と話していた。

住職が「お二人のお骨はどうされるんで?」と尋ねると、万年青が「両親が寄進してたお寺に・・・万一にはそこに永代供養をお願いしていると遺言にあったので」と答えた。住職が「そうかぁ・・・ご両親は身寄りはおらんで養子だけだったからなぁ」「それでもあんたらの負担にならんように考えなすってたとはお二人らしい」「だけどたまには顔を見せに行ってやっておくんなされ」と告げると、万年青は「そのつもりです・・・義弟と一緒に」「僕ら二人ともあの人達の息子ですから・・・」と伝えていた。

帰りの車の中で、助手席に座るXが「伊織・・・あの爺さんに言ってたのマジじゃないよね」「これが最初で最後ですむようもう金払ってるんだろ」「墓参りなんかしたら払った意味ないじゃん」と不謹慎なことを言うと、万年青は「よくそんな事が言えるな」「世話になった感謝の気持ちはないのか?」と返す。Xが「自分はどうなんだよ?進学も就職もせず遊び歩いて」「二人が死んだら急に良い息子、良い兄貴になりたくなったとか?」と言うと、万年青は「そうだよ・・・悪いか?」「あの人達が・・・死んだ後まで俺達の事を考えてくれてたなんて・・・思いもしてなかった」「俺やお前を養子にしたのもどうせただの慈善活動のつもりだろってわざと反抗して・・・」「そんな二人の汚点になってやろうと考えてた自分をぶっ殺してやりたい」「もう家族はお前だけだ・・・今から少しでもマシな兄貴になるからお前は・・・」「お前は俺と違って滅茶苦茶頭もいい、真面目に学校行っていい大学に行けよ・・・!」「あの二人が自慢できる人間になれるはずだ・・・!」と伝えていった。

Xが「伊織・・・二人は死んだあとの事も考えてた、そこに俺は矛盾を感じるんだ」「救える命があるならと求められるまま二人は活動を再開して・・・結局自分の命を落とすはめになった」「しかも二人はその覚悟も準備もしてたんだぜ」「誰かの命がそんなに大事ならなんで自分の命は大事にしないんだ?」「そして、今度はその姿を見た伊織が二人の意志を継ごうとまた命を投げ出すかも」「でも、本当に命にかけがいのない価値があるのならその自己犠牲の連鎖に皮肉以外の意味があんの?」「正直言って俺はずっと理解できなかった」「あの人達や大勢の大人が当然のように救える事を」「こうなってやっぱり俺の方が正しいって気がしたんだ」「命をかける価値がある・・・?本当にそうか?」と話したことを思い出していた。

そして今、Xが「違う・・・この世界に本当に価値のあるものなんてない」「キミの親がキミを見捨てるのも価値がないからだ」「だから、みんなが勝手な価値観で命すら値踏みし使い捨ててる」「こうしてみんなが勝手に値段をつけてるのがキミ達の命に価値なんて無い証拠なんじゃないの!?」と持論を展開すると、教師が「滅茶苦茶だわ!そんな詭弁で」と言うが、Xは「だったら先生答えてよ、命には価値がない・・・その俺の言葉が間違っているなら」「この子はこの子を見捨てた親にとって両親にとってだけ価値がなかったって事・・・?」と問い詰める。

それを聞いた教師は「この子になんて酷い事を・・・!恥を知りなさい!」「答えを知ってる気でいるなら・・・そもそも人を苦しめてまでなぜこんな事をしてるの!?何が目的なの・・・!?」とビンタをお見舞いすると、Xは顔を手で抑え「確かめたいだけさ」「納得したいだけ・・・本当にただそれだけなんだ」と笑顔で返していった。

両親の葬儀の後、車の中でXの持論を聞いた万年青が「父さん母さんが・・・命を使い捨てただと」「お前なんて事を・・・」「そんな考えは間違ってる」と反論するが、Xは「かもね・・・みんなそう言う」「ただ・・・少なくとも俺はそう思ってるし自分の考えを証明する事もできる」と返した。万年青が「どういう事だ・・・?」と尋ねると、Xは「俺は自分自身にも伊織の命にも価値はないと思ってるって事」と答え、突然万年青の握る車のハンドルに手をかけ、車はガードレールを突き破り崖下に転落していったのであった。

現在、Xは「でも結局俺は戻ってきた、皮肉だよな」「伊織・・・あんたも戻ってきたらしいけど、俺の考えが変わらなければまた同じ事になるだけだせ」「今度はちょっとばかり道連れの人間が増えるけどね」と考えていた。



人間爆弾

一方、議事堂に向かう車の中で天那が「燈夜さん・・・ちょっと」「爆弾犯のSNSへのレスをチェックしてたんだけど」「これってもしかしたら・・・」と「金銭価値を火力に変え爆発させる能力」と書かれたSNSのリプを見せると、燈夜の表情が変わり「シートベルトをしめろ」と伝え車のスピードを上げる。

九龍が「なんじゃあ!?どうした!?」とうかがうと、燈夜は「様子見を決めた私のミスだ・・・間に合うかわからんが議事堂へ向かう」「おそらくはターゲットの多々良りんごから他の参加者へのメッセージ、爆弾魔Xの能力だ」と説明する。九龍が「金銭価値を火力に・・・?なんのこっちゃ」「これが本当にXの能力を言ってると断定できるのか?」と尋ねると、燈夜は「爆破能力という予測とも合致するし、何よりXの非論理的な行動のすべての説明がつく」「多々良りんごも奴の狙いが読めたからそのメッセージを打ったんだ」「機動隊を吹き飛ばした爆発がもし百円や千円程度の火力だとしたら・・・」と最悪の事態を想定していた。天那が「オークションはいわばその価値を大勢で決める行為」「すでに何千万・・・何億にもなる」と言うと、燈夜は「注目を集め人質オークションなどと始めたのは酔狂じゃない、人に値段をつけさせ人間爆弾を製造するためだ・・・!」「10人の人間爆弾の総額によっては相当の広範囲を吹き飛ばす事が可能かもしれん」「爆発させれば私達のように近くにいる参加者を一網打尽にできる」とXの考えを推測していく。

九龍が「だが、そんな爆弾が可能なのか・・・?X本人だって吹き飛んじまうじゃろ」と疑問を口にすると、燈夜は「能力による爆発だ・・・本人には効かないか自分だけ爆発を無効化する算段があるんだろう」「爆破の最大威力が未知数な上、オークションが終わるまでに奴を始末するしかない」「多々良りんご達も行動を起こすだろう・・・彼女らがXを倒すか私達が到着するまで時間稼ぎしてくれる事を期待するしかないな」「我々がまとめて吹き飛ばされる前に・・・!」と考え車を飛ばした。

一方、議事堂前では警官隊が「一体どうなってる?オークションが終わるまで傍観するつもりか?」「仕方ないだろう、探知機にも反応せず目にも見えないのに爆発が起きたんだ」「そのうえ警官まで人質にとられたんじゃもう突入は易々とできない」「誰が捕まったのかくらいはわかったのか!?」と話していると、そこに香椎鈴が現れる。

機動隊員たちが「そこで止まりなさい!」「止まらなければ逮捕し・・・」と銃を向けるが、香椎鈴は能力を発動して強行突破した。

その様子をタブレットで見ていたXは「やっと来たか」「多々良りんごじゃない・・・が見た顔だな・・・確かこいつも第五チームの一人」「臭うね・・・間違いなくいる、多々良りんごが背後に・・・!」「来なよ・・・キミらとの決着もオークションが終わるまでにつけよう」「その後の本命のゲームを楽しむために」と小銭を取り出していく。

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